-お客様に聞く- R.G DESIGN一級建築士事務所と株式会社ボーダレス・ジャパン様

R.G DESIGN一級建築士事務所と株式会社ボーダレス・ジャパンは、2015年6月に高円寺に竣工したシェアハウス「Note&Rest」にベンキューのフルHDプロジェクターHT3050を導入しました。シェアハウスにプロジェクターを導入した経緯と評価について、R.G DESIGNの唐崎圭氏、ボーダレス・ジャパンの橋本浩平氏にお話を伺いました。

もくじ
- R.G DESIGNとボーダレス・ジャパンについて
- 音楽を中心に国際交流を目的としたシェアハウス「Note&Rest」
- プロジェクターの選定基準について
- ベンキューのプロジェクターを選んだ理由
- プロジェクターの導入効果
- ベンキューのプロジェクターのおすすめのポイント
R.G DESIGNとボーダレス・ジャパンについて
私と宮澤宏和の2名で運営している設計事務所です。主に一戸建住宅やシェアハウスの設計、リノベーションなどを行っています。もともと2人とも同じ研究室の出身なのですが、そこでの研究にも関連して、単に建物を設計するだけでなくそこで生まれるコミュニティのありかたについても強い関心を持っています。
近年、都内ではシェアハウスに関する規制が変わり、リノベーションだけでなく、法規制をきちんとクリアできる新築のニーズが増えています。今回のシェアハウス「Note&Rest」は、オーナー様からのご依頼のもと土地探しから新築で設計監理までを行っています。

ボーダレス・ジャパンは、社会問題をビジネスで解決しようという理念で、様々な事業を行っています。現在の日本では、外国人が日本で家を借りる場合、敷金・礼金などの初期費用が高いことや、オーナーの方が外国人の借り手には不安があり賃貸物件を貸したがらない、一方で、折角来日した外国人の方も日本のコミュニティと交流することが出来ず帰国してしまう実情があります。
当社は其々の問題を社会問題のひとつとして捉え、その問題を解消するためにシェアハウス事業としてボーダレスハウスを始めました。ボーダレスハウスでは、一定の入居者基準の下、シェアハウスという一つの空間で日本語を学びたい外国人の方と英語を学びたいという意識の高い日本人の方が一緒に生活できるような場とコミュニティ作りを提供しています。

音楽を中心に国際交流を目的としたシェアハウス「Note&Rest」
シェアハウス「Note&Rest」は、構想段階からオーナーさん(施主)が「音楽」をテーマにするという明確なテーマを持っていました。オーナーさんは、こだわりのある方で貸しスタジオのような防音の部屋を作り、入居者の方が自由に楽器を演奏できるような部屋を希望されていました。そのため、シェアハウス「Note&Rest」では、楽器が演奏できる方を優先して入居していただいています。竣工して1ヶ月ですが、既に全12部屋が満室の状態で、現在は空室になるのを待っていただいている程の人気です。


ありのままの映像を綺麗に見ることができるフルハイビジョンが条件
ー プロジェクターの選定基準について教えてください。
条件1.映像が綺麗にみえるフルハイビジョン
オーナーさんからは、シェアハウスの構想の段階からスタジオをシアタールームとしても使いたいとの要望があり、プロジェクター選びに関しては、フルHDで映像が綺麗にみえるものという条件が出されていました。ミュージックビデオを見たり、スポーツ観戦や映画の鑑賞をするといった用途を想定していました。
条件2.ホームシアターとして十分な性能
検討にあたっては、バリバリのプロユースではなく居住者の視点に立ってホームシアターとして使うことができるパーソナルユースのものを探しました。スタジオは、半地下にあり直接外光が入らないので多少輝度が低いものでも十分でした。
ベンキューを選んだ決め手は、要望をよく聞いて良い提案をしてくれたから
ー ベンキューのプロジェクターを選んだ理由について教えてください。
理由.ベンキューの柔軟な対応と提案力
最終的にプロジェクターメーカーを2社に絞り込んだところで、防音のスタジオの音声をリビング側に出力するためにAVアンプを使用したりといった細かな仕様を各社に問い合わせをしました。ベンキューは、当社の要望をよく聞いてくれて、シェアハウスで使うものとして2機種提案して頂きました。後日、実機を2機種お借りして現場で画質を確認しました。
最終的にはビジネスで使うような高輝度のものよりは、コストパフォーマンスが高く、色再現性に優れた、シェアハウスでの用途にも合致するベンキューお勧めのフルHDホームシアタープロジェクターHT3050に決定しました。
プロジェクターを中心にシェアハウス利用者が自然に集まる
ー ベンキューのフルHDホームシアタープロジェクターHT3050を導入した効果について教えてください。
すでに入居者の方は、インターネット動画配信サービスなどで映画鑑賞を楽しんでいます。リビングにも大型の液晶テレビが置かれていますが、基本的にテレビはプロジェクターを使って大画面で見ている様です。
先日も入居者の方々が集まったパーティーでも利用されていて、プロジェクターを使用して音楽と映像を流してとても盛り上がっていました。


実際に見比べてみて映像の鮮明さに驚いた
ー ベンキューのフルHDプロジェクターのオススメするポイントを教えてください。
ポイント1.映像の鮮明さ
先ず何といっても映像が綺麗です。個人的に他社のプロジェクターを所有しているのですが、明らかにベンキュープロジェクターは色が綺麗かつ鮮明です。実機を借りた時に地デジやBlu-rayのハイビジョン画像を見てわかってはいたのですが、映像に見慣れてくると他のものはかなり見劣りがするなと感じました。
ポイント2.プロジェクターメーカーとしての提案力
ベンキューは、小回りが利き、提案や対応方法が他社さんと異なると思います。シェアハウスは、住宅でもアパートでも無い新しい住まいの形として、これからも様々なタイプのものが作られていくと思います。今回は接続設置環境を先に聞いていただき、適切な機種の提案をしてもらいました。
ポイント3.コストパフォーマンス
正直なことを言わせていただくと、スペックを考えればベンキューのプロジェクターはもう少し高い値段で売ったほうが良いのではと思うほどコストパフォーマンスが良いです。他社同等のプロジェクターものと比べると1、2割価格が安いことがオススメできる点ですね。
ー ベンキューに今後期待すること。
ベンキューは、思った以上にプロジェクターの種類も豊富で、メーカーとして他社と比べると選択肢の幅が違うと思います。これからも良い製品の開発と提案を期待しております。

唐崎様、橋本様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
設計:R.G DESIGN一級建築士事務所
URL:http://rg-d.net/
運営:ボーダレスハウス
URL:http://www.borderless-house.jp/
施主:株式会社Optimus Vita
※取材日時:2016年7月 ※取材制作:カスタマワイズ