BenQ プロジェクター導入事例

-お客様に聞く- サン美術印刷株式会社様

サン美術印刷東京支社では、無類の完成度を誇る「高級美術印刷」から、持続可能な社会に貢献する「環境負荷低減印刷」、更に「水無し印刷」、「UV印刷」「水あり印刷」のオフセット印刷方式を組み合わせ、印刷会社としてお客様の多様な要望にこたえられる体制を築いてきました。一方で昨今のデジタルデバイスの普及に伴い、雑誌・書籍・カタログなどから、見えないドットコート「Grid Onput」を使用することにより、紙媒体からデジタルコンテンツへの誘導を図れるシステムを提供。創業以来「良いモノづくりをする」という精神を中心に、紙媒体からデジタルコンテンツ制作に至るまで幅広いニーズに対応できる総合印刷会社です。サン美術印刷では、会議室に従来からBenQのプロジェクターを導入。今回更なる業務効率の向上を狙い、より高輝度かつ高精細なプロジェクターMH740を会議室に導入いたしました。今回、東京営業部 シニアマネージャーの日紫喜様、佐野様に、プロジェクター追加導入についてのお話を伺いました。

もくじ

既存ベンキュープロジェクターの活用方法

ー 東京支社では既にベンキューのプロジェクターをご利用頂いていたと伺いました。

はい、MS612STというSVGA解像度の短焦点のプロジェクターを使っています。主に報告などのプレゼン資料の投写で利用しておりますが、導入当時は社内でプロジェクターを使用しておらず、コストパフォーマンスの面や、会議室での使用を考慮し、投写距離が短い短焦点型を選びました。

ー 使い勝手はいかがでしたか?

短焦点型ということで設置面で優位性が高く、会議室でもテーブルの一番前に置くことができ、ノートパソコンの影などを気にする必要もなく、テーブルのスペースを有効に使うことが出来て社内の情報共有に役立っておりました。

プロジェクター追加導入の前の課題と選定のポイント

ー 今回、プロジェクターの追加導入を検討された理由と選定のポイントを教えてください。

1.細かい文字をより鮮明に映したい

MS612STの使い勝手、明るさに問題はなかったのですが、Excelなどの細かなデータを表示することが多くなったり、製本時のリアリティを追求するため、製本体裁での確認や、制作した販促用POPやポスターを原寸大でお客様にお見せして、納品時のイメージを掴んでいただくために、ワイド解像度の画面を必要としておりました。従来はSVGA解像度(800x600)のMS612STに、1280x800や1920x1080のソースを入力していましたが、一部の細かいデータで文字がぼやける表示となってしまい、より解像度が高く、くっきりと明るい画面で見たいとの声があがり、追加導入を検討いたしました。

2.DLP方式

使い慣れたベンキューの商品を含め、国内大手メーカーのプロジェクターも検討しました。比較検討をしていく中で、プロジェクターには液晶方式とDLP方式の2種類があることを知りました。いろいろと調べていくうちに、使い勝手の上では双方あまり差が無く、2つの点からDLP方式の方が当社の使い方にはあっているかなと思いました。1つ目はランプ寿命です。消耗品のランプは商品を採用する立場にとって、導入後のランプも予算化することが必要となります。DLP方式の方がランプ寿命が長めの商品が多いことに気付きました。2つ目はフィルターです。液晶方式のプロジェクターはフィルターを装備しており定期的に清掃が必要ですとマニュアルに書いてありました。当社の使い方ですと、特にホコリが多い場所で使う事は無いのですが、フィルター清掃は定期的に行う必要があるようでした。これまで使ってきたプロジェクターはフィルターレスのDLP方式だったので、他方式だと定期メンテナンスが必要となり、管理が少し煩わしくなるなと感じ、DLP方式に絞りました。

ベンキューのプロジェクターを選んだ理由

ー 今回、ベンキューのプロジェクターを選んだ理由を教えてください。

前回プロジェクターを購入した販売店に相談したところ、販売店を通じて、前々から少し気になっていた4000lmフルHD解像度の高輝度・高解像度プロジェクターのMH740を借りることができたのですが、映像の綺麗さに驚かされました。元々の解像度がSVGAでしたから、約4倍の解像度となり、細かい文字もつぶす事無くきれいに表示されている事にとても驚きました。明るさについても、蛍光灯下でホワイトボードに映した映像をくっきりハッキリと見ることが出来ました。他社の同クラスのものも使用し同様に綺麗だったのですが、コストパフォーマンスが非常に高かったMH740の導入を決めました。また、何か不具合が起こった際や、わからないことがあった時のサポートについても、日本国内にサポートセンターがあり、迅速に対応いただけるという点も国内メーカーと比べ、遜色ないと感じたことも導入の決め手になりました。

プロジェクターの今後の活用方法

ー 今後、プロジェクターどどのように活用されていきますか。

今やスマートフォンでさえ解像度がフルHDで、弊社でもスマートフォンのコンテンツの企画開発やデジタルブックのデータを見るうえで解像度がフルHD以上と言うのは必須の環境となっています。今までのプロジェクターも、設置性の高さなど魅力的ではあったのですが、これからは、より高精細な画面を投写することが出来るので、データを皆で、プロジェクターを使って大画面で写しながら情報共有が可能になり、高い業務効率と、新しいアイデアを生み出せる会議にできると考えています。

サン美術印刷株式会社様、 本日はお忙しい中、 貴重なお話をありがとうございました。

サン美術印刷株式会社

URL:http://www.sunart.co.jp/

※取材日時:2015年11月