デザインの現場より【PD2710QC体験インタビュー】

第1回 Webデザイナー 大谷 大さん

BenQデザイナー向けディスプレイPD2710QCは、
なぜクリエイターに選ばれるのか!?

BenQ製品の魅力を、利用者に語ってもらうこの連載。記念すべき第一回は、「ちょうどディスプレイの買い替えにうまくはまった」という、
WEBデザイナーの大谷 大(おおたに だい)さんにお話を伺ってきました!

BL:はじめまして。BenQのBLIAN(ブライアン)と申します。今日は、事前にお試しいただいたデザイナー向けディスプレイシリーズの「PD2710QC」について、色々お話を聞かせてください!

大谷:よろしくお願いします。大谷です。

BL:なんでも、BenQ製品を使うのは今回がはじめてではないとか…?

大谷:そうなんです。実は以前使っていたことがありました。BenQ製品はスペックが高いにもかかわらず安価に購入できるからいつも助かっています!

プロにも十分通用するクオリティとリーズナブルな価格を両立するBenQ製品

BL:本日はご自宅兼作業場にお邪魔していますが、普段はどんなお仕事をされていますか?

大谷:WEB制作が主ですね。WEB制作では、コーディングのみではなくその後の保守管理やコンサルなども行うことがあるので、クライアントと長く携わることが多いです。また多くはないですが、紙の制作物を担当することもあります。

BL:作業内容が多岐に渡りそうですね! たくさんの仕事をこなすための機材を教えてください。

大谷:MacBook proの15インチをメインマシンとして使用しています。あとは27インチのThunderboltディスプレイですね。この2画面を横向きに上下で並べて使っています。実はとにかく広い作業スペースがほしいタイプで、予算とスペースが許すのであれば、椅子の周りをディスプレイで囲みたいと思っています(笑)

今回はこのThunderboltディスプレイをPD2710QCに置き換えて、1カ月ほどお試しさせてもらいました。

BL:とにかく広い作業スペースを、というのはデザイナーさんから耳にすることが多いですね。続いて、そんなお仕事の相棒たちを選ぶ際のこだわりや重要視していることがあったら教えてください!

大谷:ズバリ、価格で決めないこと!です。というのも、購入時に安さばかりを重要視してしまうと、結局性能面で物足りなくなって、追加でより高価で多機能なモデルを買うことになりがちです。そうすると結果的に時間も費用ももったいないことになってしまうじゃないですか。なので機材を購入するときには、初めから必要な機能がそろった上位モデルを買うように意識しています。

とはいえ当然費用には限界があるので、必ずしも即決できるわけでもないのですが。その点BenQ製品は、プロでも十分通用するクオリティの多機能モデルが、比較的安価に手に入るのでありがたいですよね。

BL:「価格で決めない」、思い当たる方もいそうですね。もしかしたらクリエイターあるあるなのかもしれませんね。

「すべてがちょうどいい」MacBook Proを最大限に活かすUSB Type-C™ケーブル

BL:ここからは、今回お試しいただいたPD2710QCについて伺います。まずは使ってみての第一印象を教えてください!

大谷:とにかく画面が広くてキレイ。27インチという画面サイズに関しては、今までも使っていたサイズなので使い慣れているはずなんですが、不思議なことに普段よりも広さを感じました。もしかしたらベゼル幅が狭いおかげかもしれません。複数のウィンドウを見るには27インチくらいの広さは絶対にほしいので、この広さは重要なポイントだと思います。

大谷:その上でですが、15インチのMac Book proをドッキングステーションに置いてPD2710QCと接続すると、すべてがちょうどいいんですよ。2Kの映像出力(WQHD:2560 × 1440)から電源供給(61W)、有線LAN、さらには音声入力やUSBでの高速データ転送(最高5Gbps)まで、すべてがUSB Type-C™ケーブル1本で済みます。

USB-Aのポートも4つあるので、わざわざ変換器を使ったりせずにハブとしても大活躍です。これまでは接続ケーブルがあって電源供給ケーブルがあってUSBスロットの変換器があって…、とにかく机の上がケーブルだらけになってしまうのが常だったので、なるべくケーブルをまとめられるように工夫はしていたのですが、やはり限界がありますよね。その点、1本のケーブルに集約できるのはとてもありがたかったです。

大谷:スピーカーもディスプレイ内蔵のものとして申し分なかったですし、USB Type-C™の恩恵を最大限に受けられていると感じました。ちなみに、さらにディスプレイを追加する場合も、PD2710QCはデイジーチェーニングに対応しているから、DP out端子で接続すれば、簡単にディスプレイを追加できますよね? これは本当に便利ですね…!BenQさんから出ているカラーマネジメントディスプレイと並べて作業しても良さそうだな、なんて夢が膨らみます。

sRGB 100%対応!さらにアイケア機能も充実

BL:カバー率100%のsRGB色空間を誇る色彩についてはどうですか?

大谷:メインで使っているMacの液晶はRetinaディスプレイなのでもちろん綺麗なのですが、正直なところ、正しい色味で表示されているのかが不安で。sRGB 100%対応で、出荷時にキャリブレーションをしたレポートまで付与するくらい色再現度にこだわっているPD2710QCははとても安心感があります。

BL:ただ綺麗に見えるだけではだめ、とは奥深いですね。続いてアイケア機能はいかがでしたか? PD2710QCには、目の疲労や刺激を効果的に軽減する「ブルーライト軽減機能」、目の疲れやダメージの原因となるフリッカーの負荷を防止する「フリッカーフリー技術」、光の反射を最小限に抑える「アンチグレア(ノングレア)ディスプレイ」といった機能が搭載されています。いずれも目に見える効果というのはわかりにくいかと思いますが、率直な感想を教えてください。

大谷:作業に集中して、気付いたら暗くなっていた、なんてこともよくありまして。正直なところ、頻繁にブルーライトカット機能に切替えて活用できていたわけではありませんが、常に適用されているフリッカーフリーが良かったのか、普段よりも長時間作業の後にも目が楽だったという実感がありました。

大谷:なによりノングレアディスプレイがとても良くて。画面の反射が少ないので作業しやすい位置で固定できますし、時間経過による光の入り具合の変化も気にならず、集中力が続く感じがしましたね。また、アイケアモードに切替えても色味があまり変わらなかった点が好印象でした。目に優しくても色味が大きく違ってしまうと、仕事的には残念ですからね。

BL:なるほど。デザイナーさんならではの繊細な視点からの感想、ありがとうございます。CAD/CAM、デザイン、暗室、各種画面モードについてはいかがでしたか?

大谷:画面モードの切り替えについですが、コーディング作業をしながら写真の色味確認も行ったりするので、その場合にはやっぱり写真の色味の確認優先で常にsRGBモードで使用することが多かったですね。そんなこともあって、あまりこの機能の恩恵は受けられなかったかもしれません。が、例えばもう少し紙の仕事が多い人ですとか製品デザインでCADを使う方など、都度作業内容がはっきりと切り替わる方には最適だと思います。

BL:様々な視点からのご意見ご感想、ありがとうございました!

「MacBook Proユーザー」「大きい画面が欲しい」「長時間作業が続く」というデザイナーに最適なディスプレイ

BL:本日は興味深いお話をお聞かせいただきどうもありがとうございました。最後に、デザイナー向けディスプレイの導入を検討している方へのメッセージをお願いいたします!

大谷:MacBook proユーザーの方、大きい画面を求めている方、そして、とにかく長時間作業をしている方々へ。BenQのPD2710QC、かなりおすすめです!Macに接続するための付属品もそろっているので、これさえ買えばすぐに作業を開始できます。

しかもこれだけの機能がそろっているにもかかわらず、販売価格が55,000円を切っているそうです!(※2018年4月9日時点、Amazonの場合)専用ディスプレイの導入に迷っている方にもディスプレイ数を増やしたいけど予算が…と悩んでいる方にも手が届く価格帯だと思うので、これを機に快適な作業の相棒、いかがですか? 自分ももうPD2710QCを返したくなくなってしまいました(笑)

取材にお伺いして

BLIAN

お気に入りポイントを力強くお話ししてくださる姿が印象的で、聞いているこちらもPD2710QCの魅力に興味津々でした。様々なジャンルのお仕事をされているので様々な視点からのご意見をいただき、とても勉強になりました。究極的にはBenQの様々なシリーズの垣根を超えたスーパーな製品の開発に繋がっていくかも…!?

次回も現場からの声をリアルにお伝えいたしますので、お楽しみに♪

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